府中丹西土木事務所は、豪雨によって約80メートルにわたり浸食された福知山市上篠尾一区にある府の管理河川・弘法川の護岸の応急復旧工事を急ピッチで進めている。
護岸のそばに建つ民家は、弘法川寄りの犬走りまで浸食された。今後、降雨でさらに浸食され、家が傾いたり落ちたりすることがないようにと、20日から取り掛かった。現在、土のうを積んで家との間に土を埋める工事を進めている。
住民(87)は「水が堤防を越えることは考えていたが、つぶれるとは思わなかった。また水量が増えたら怖いが、早急に工事をしてもらいありがたい」と話している。一帯の住居は、傾く恐れがあるため川沿いの部屋に入らないよう指導を受けている。
土木事務所は「今月いっぱいには完了させたい」とし、弘法川では、篠尾新町のJR高架橋下に堆積した大量の土砂の撤去も進めている。
写真=弘法川で応急工事が進められている
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。