豪雨で被災した福知山市で、大勢のボランティアが泥のかき出しなど、片付けに追われる市民を手伝い、大きな力になっている。一方で、ボランティアを騙って窃盗を働く者たちが出た。福知山署が警戒を強めている。
被害に遭ったのは和久市町のお年寄り夫婦宅で、家が床上浸水になり、市へボランティアの要請をしていた。
21日午前11時30分ごろ、大阪から来たという20歳前後の男たち6人が訪れ、片づけをすると言って夫妻を外へ出した後、家の中へ入り、被害に遭っていない2階にも侵入。午後3時30分ごろに引き上げていったという。
同日夜、訪ねてきた親戚が不審に思い、調べたところ、畳の上で乾かしていた3万円と通帳、印鑑がなくなっており、22日に福知山署に届けた。
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