豪雨によって甚大な被害が出た福知山市に、他市町自治体などから、多くの職員たちが派遣されている。災害ごみの処理作業などをサポートしており、職員たちは一日も早い復興を願って、力を尽くしている。
21日は、舞鶴、京田辺、宇治、京都、兵庫県豊岡、朝来各市などの177人が、災害ごみや土砂の収集をし、被災家屋の調査や消毒などにも加わった。
京都市からは、まち美化推進課の25人が駆けつけ、蛇ケ端のゆらのガーデン周辺などで、災害ごみを家電、家具、不燃ごみ、畳に分別して収集。同市のトラックやパッカー車で仮置き場の福知山北部地域多目的グラウンド(岩井)まで運んだ。
石原彰・同課美化推進担当課長は「災害などで困ったときには、市の枠を超えた助け合いが必要。少しでも早期復興の役に立てればうれしい」と、汗だくになって作業していた。
■長崎の島原市からも■
また福知山市の姉妹都市・長崎県島原市も、先発隊として18日から市職員を派遣している。さらに、市職員と市民有志ら40人が22日に訪れ、23日までの2日間、市職員はごみ収集など、市民はボランティア活動にあたっている。
写真=災害ごみの収集をする京都市の職員ら
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