土砂崩れは各地で多発した。福知山市桔梗が丘では、3カ所で崩れ、18日から業者が撤去作業を進めている。
桔梗が丘には251世帯が住んでおり、17日には成仁小学校などに避難したり、自宅の2階で待機したりして、激しい落雷と雨で眠れない夜を過ごした。
自宅付近で土砂災害が起きた40代の夫婦は「17日午前2時から3時ごろに『ゴオー』というすごい音がして、崩れてきたようです。去年の大雨の時でもこんなことはなかった」と驚いていた。
垣内宏史自治会長は「台風23号の時に一度土砂災害が起きましたが、今回ほどの規模は初めてです」と話していた。
■榎原川が増水、府道えぐる■
奥榎原では榎原川が増水し、17日朝には濁流が道路にあふれ床上浸水などの被害が出た。一部では川の流れが変わってしまい、18日も朝から地域の人たちが総出で復旧作業にあたった。
榎原川沿いの府道は、陥没したり、下がえぐられたり、土砂が覆っている場所もあり、19日午前も通行止めが続いている。
写真=桔梗が丘では3カ所が土砂災害に遭った
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