内閣府の西村康稔副大臣を団長とする政府調査団と地元選出の谷垣禎一法務大臣が19日、記録的な豪雨になった福知山市を訪れ、浸水したゆらのガーデン（蛇ケ端）や市学校給食センター（問屋町）、市公設地方卸売市場（同）などの現状を確認した。

　調査団は内閣府や農林水産省、国土交通省など関係省庁でつくる約20人。伊東尚規副市長らから氾濫した由良川支流の法川や弘法川、施設の被害状況などを聞いた。

　西村副大臣は「全力を挙げて一日も早い復旧ができるよう全面的に協力したい。排水機やポンプの見直し、整備を進めないといけない」と述べ、谷垣法務大臣は市民生活についてバックアップしたいとした。

　18日には山田啓二府知事が視察。「国、府、市が連携し、長期的な対策を考え、法川の浚渫など、できることは早急に行いたい」などと述べた。


写真＝給食センターの被害状況を見て回る内閣府副大臣の西村団長（中央）と谷垣法務大臣（左）＝19日午前9時10分ごろ

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