大雨の被害で不通になっていたJR山陰線の綾部−和田山駅間は、19日の始発列車から運転を再開した。福知山線の石生−福知山駅間は依然として運転見合わせが続いている。運転再開まで10日程度を見込んでいる。
福知山支社によると、山陰線の綾部−和田山駅間では、石原−上川口駅間に被害が集中し、道床流出や電気設備冠水などが6カ所で確認されたが、復旧作業を終え、運転再開にこぎつけた。
一方、福知山線の篠山口−石生駅間は19日の始発列車から運転を再開したが、石生−福知山駅間は、39カ所で道床流出や橋台転倒、電気設備の冠水などが見つかっている。
復旧作業に時間がかかるため、石生−福知山駅間は代行バス運転をしているが、1時間に1本程度。道路事情で相当な時間がかかっている。
特急「こうのとり」号は終日運転を取りやめとなるが、「はしだて」号や「きのさき」号に福知山駅で接続する一部の「こうのとり」号は福知山−城崎温泉間で運転する。
写真=急ピッチで復旧作業を進めた山陰線の石原駅付近(18日午後撮影)
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