家屋の浸水被害が多かった福知山市堀口などでは、陸上自衛隊福知山駐屯地の隊員と消防署員らがボートを使い、建物に取り残された人の救助活動を行った。18日午前9時時点で消防が94人、自衛隊が27人を救出している。
自衛隊員は「救助が必要な人はいらっしゃいませんか」などと声をかけながら巡回。足の不自由な人らは隊員が抱えてボートから降ろし、車両で避難所まで送り届けた。
堀口自治会長の水口富喜男さん(71)は「昨年の台風18号水害では、国交省排水機場のポンプを止める際などに、市から連絡があった。しかし、今回はそれが無かった。連絡さえあれば、車を移動させたり、避難したりすることが出来たのに」と話していた。
写真=災害派遣要請を受け救助に出動した自衛隊員
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