福知山市消防本部と福知山警察署は15日午後4時から、福知山踊りの「ドッコイセまつり」会場、広小路通りに出店する露店の現地指導をした。
例年は露店が通りの両側を埋めるほど多数の出店があるが、今年出店したのは5店舗で、このうち火気を扱うのは3店舗。いずれもプロパンガスで、照明などの電源は送電電気を使った。
出店の前に市消防本部は、5店舗の6人に対し講習を実施。店の人は消火器の取り扱い訓練などを受け、消防本部から「防火安全講習受講済」のカードを受け取り、各店舗に掲げた。
このあと、消防と警察が合同で各店を見回り、ガス栓の状態や消火器の有無などを調べた。不備が見つかった消火器があり、別のものと取り換えるよう指導した。
露店の代表者(53)は「昨年の事故以来、意識が高まり、常に気を付けて取り扱わないといけないと思っている」と厳しい表情を見せ、別の従業員(50)は「講習や指導をしてもらう方が安心できる」と話していた。
写真=消防と警察で露店を見て回った
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