福知山市東羽合、京都共栄学園高校陸上部の2年生、山下実花子選手＝綾部市豊里中出身＝が、全国高校総合体育大会（インターハイ）陸上競技女子やり投げで4位に入った。

　女子やり投げは7月31日に山梨県甲府市であり、66人が出場。予選で45・5メートル以上を投げなければ決勝へ進むことができないが、山下選手は46・75メートルを投げて関門をクリア。決勝には12人が進み、山下選手は4投目に49・15メートルの記録を出し、4位に入賞した。

　50メートルにはあと少し届かなかったが、両丹高校新記録となった。決勝の4投目で、それまで使っていた材質の軟らかいやりから、力が伝わりやすい硬いやりに替えたことが良い結果につながった。山下選手は「予選は緊張しましたが、決勝は楽しんで投げることができました。来年のインターハイはぜひとも優勝したい」と話していた。


写真＝決勝は楽しんで投げることができたという山下選手