夏の選手権大会を初制覇−。第18回全国高校女子硬式野球選手権大会は31日午前10時から、丹波市市島町のスポーツピアいちじまで決勝戦が行われ、福知山成美が花咲徳栄(埼玉)を3−0で下し、初優勝した。春の選抜大会で2度の準優勝経験があるものの、夏は決勝に進んだのも初めてだった。勝利の瞬間、マウンド上に選手たちの歓喜の輪ができた。
■きょう 強豪・花咲徳栄を完封■
夏の選手権は花咲徳栄と埼玉栄の埼玉勢が強く、特に昨年までのここ3年間は交互に優勝してきた。今回、成美は準決勝で過去5回の優勝を誇る埼玉栄に逆転勝ちし、決勝では同2回優勝の花咲徳栄も打ち破って全国制覇を果たした。
大会は丹波市などが主催、両丹日日新聞社などが後援し、26日に開幕。女子野球部が新設された3校を含む過去最多の19チームが出場し、トーナメント戦をしてきた。
▽決勝
福知山成美
0010200=3
0000000=0
花咲徳栄
【福】古谷−大澤【花】松谷−船越
写真=5回表、3点目の生還。ベンチは歓喜に沸き走者を迎える
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