ともに織田信長に仕え、縁戚関係にありながら、本能寺の変以降決別した明智光秀と細川幽斎に関する資料を集めた特別展が、福知山市内記一丁目の福知山城(市郷土資料館)で開かれている。9月1日まで。
海フェスタ京都の関連事業のため、丹波を治めた光秀と丹後の領主・幽斎を取り上げた。
資料は20点。幽斎関連では、福知山城主・小野木縫殿助(重勝)の名も記されている、関ケ原の前哨戦「田辺籠城絵図」、1歳に満たずにこの世を去った幽斎の一子の姿を描いた「絹本着色即安梅心像」、幽斎所用と伝わる茶杓、大江町の室尾谷観音寺へ発行した息子・忠興の書状などがある。光秀関係では木像、家中軍法、書状など。
幽斎の生涯や、信長の死と光秀との決別などについて記した解説文もあり、本能寺の変以後、別の道を歩むことになった2人の生き方について触れている。
入館料は大人320円、小、中学生100円。毎週火曜休館。
写真=舞鶴市指定文化財の田辺籠城絵図などが展示されている
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