福知山市岩間の農業、吉良進さん(72)方の畑で、大小の実がくっついたキュウリが収穫された。京都市場に出荷を続け8年になるが、「こんな変わった形の実は初めて。かわいい。宝舟みたい」と笑みを浮かべていた。
自宅近くの約10アールの畑でキュウリを栽培し、毎年約4トン(4万本余り)を出荷している。収穫するのは6月末から8月20日ごろまでで、早朝と夕方に作業している。
先日の朝、いつものように夫婦で作業をしていたところ、妻の郁江さん(72)が「お父さん見て! こんな実があるよ」と大声を上げた。
ブランド「福知山キュウリ」として真っすぐになるように育てているが、なぜかこの実だけが、太くてカーブを描き、同じように反り返った小さな実がくっついていた。
その姿を見た進さんも「親子のようでかわいいなあ」と第一声。「作業の疲れが一気に吹き飛びました」と話していた。早速、収穫して自宅の玄関に飾っている。
写真=「かわいいキュウリ」と大喜びの郁江さん
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