丘の上の施設、福知山市十三丘の上小田教育集会所で13日、「あおぞら広場」と名付けた集会所まつりが開かれた。利用者や近隣住民の有志も協力し、流しそうめんやバザー、ゲーム、演奏会などさまざまな催しを楽しんだ。
集会所は少し高い場所にあることから地元では「すいれんの丘」の愛称が付けられている。階段のほかに長さ約40メートルのスロープ状の坂があり、普段は「しんどい」と不評だが、逆転の発想で、この坂を楽しめるように流しそうめんをした。昨年に続き2回目。
スロープには半分に割った竹を並べ、全長約20メートルの流しそうめん台を作った。そうめんのほかブドウ、ウインナー、チーズ、うどん、そばなども流した。
食事の後は景品が当たるおもちゃも流した。子どもや大人が大勢並んで流れてくるものをマイ箸ですくって楽しんだ。
このほか、家庭で不要な品物を持参して別のものと交換するエコチェンジ。電動SL模型の乗車、集会所を利用するジャズバンドFAIの演奏、各教室の作品展示などもした。
参加者らは「過疎が進む中で、大勢の人が集まれる催しは元気が出る」「子どもたちの楽しそうな声が聞こえてよかった」とまつりを満喫していた。
写真=スロープを利用した流しそうめんを大勢の人が楽しんだ
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