「海の日」にちなみ、全国の港湾都市で順に開かれている「海フェスタ」が、今年は京都府北部5市2町を会場に開かれる。会期は19日から8月3日までだが、期間後も関連イベントが続く。
中心会場は舞鶴市。このうち京都舞鶴港西港(西舞鶴)では、海ならではの催しとして、様々な船の一般公開がある。
開幕早々の19、20両日には国土交通省近畿地方整備局の海面清掃兼油回収船「Dr・海洋」、20日は独立行政法人海洋研究開発機構の深海調査研究船「かいれい」(無人探査機「かいこう7000II」の支援母船)も加わり、午前10時から一般公開する。受付時間は午後3時30分まで。
26、27両日には独立行政法人航海訓練所の練習帆船「海王丸」が入港。26日には帆を広げる訓練、セイルドリルを行う。
帆船が帆を張るのは、外海を航海する時。接岸してる時は帆を畳んでいるため、帆を張った姿を陸から見られる機会は少ない。
午後1時ごろから帆を広げ始め、4時ごろまでに畳む予定。
27日は一般公開で、午前9時−11時、午後1時−3時30分に受け付ける。
8月2、3両日は京都府の海洋調査船「平安丸」と府立海洋高校の実習船「みずなぎ」が入港して一般公開する。受け付けは2日が正午−午後3時30分、3日が午前10時−午後4時の予定。
8月9、10両日には航海訓練所の練習帆船「日本丸」の一般公開がある。受け付けは両日とも午前9時−11時、午後1時−3時30分。
■東西の会場にシャトル船■
舞鶴市内の会場は西港と東舞鶴の赤れんがパークがメーン。両会場を土日・祝日はシャトルバス(無料)とシャトル船が結ぶ。シャトル船は45分で2会場を結び、観光ガイドボランティアの会員たちが洋上案内をする。案内協力金500円(小学生未満無料)。一日3往復。
いずれも問い合わせは舞鶴市役所内、海フェスタ実行委事務局、電話0773(66)0028へ。
写真=海の貴婦人とも呼ばれる「海王丸」
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