福知山市の「暴走族を許さない社会環境づくり会議」(西田輝雄代表幹事)は7日夜、福知山駅の南側で七夕暴走警戒の巡視活動をした。会議を構成する福知山防犯推進委員協議会、福知山交通安全協会、七高等学校補導連盟、福知山署などから110人が参加し、暴走行為が行われていないか目を光らせた。
過去に福知山市内では、七夕暴走と称したバイクでの集団暴走行為があり、ピークだった2000年7月7日夜から8日未明にかけて、駅南の国道9号に暴走族グループや期待族が、約500人集まったこともある。
巡視活動西田代表幹事のあいさつに続き、福知山署交通課の横川泰浩課長が「現在は、市内での七夕暴走などの暴走行為は沈静化しているが、警戒活動をやめると、また過去の状況に戻りかねない。一丸となって、しっかりと巡視をお願いします」と伝えた。
このあとグループに分かれて、徒歩で巡視活動をしたほか、青色回転灯装備車(青パト)も8台出動。併せて同署では、交通取り締まりにも取り組んだ。
また警戒本部となる「メガネの三城福知山南店」前の国道9号に、府警高速隊から借りたサインカーを配置し、電光掲示板で「暴走族を許さない町 福知山市」をPRした。
午後9時から1時間ほど取り組んだが、この間に市内での集団暴走行為はなかった。今後も警戒を続けることにしている。
写真=巡視活動に出発するメンバー
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