保存期限が過ぎた公文書をリサイクルするため、福知山市は30日、東堀にある書庫で、職員34人が廃棄する文書12トンの搬出作業をした。兵庫県姫路市のリサイクル業者が無償で引き取り、段ボールの原紙や新聞紙として再生される。
廃棄になった文書は焼却処分していたが、00年以降、「市役所エコオフィス推進事業」の一環としてリサイクルしている。廃棄量は12年度約11トン、13年度約20トンで、1トン当たり段ボール箱約1600ケース分になるという。
廃棄するのは、今年4月1日に市の規定にある保存期限の1、3、5、10年を過ぎた診療報酬明細書(レセプト)や伝票、各種届などの文書。職員は文書が入った段ボール箱約900個を16トントラックに積み込んでいった。
このあと、総務課職員が搬送先まで同行し、溶解炉に文書が入れられるのを見届けた。
写真=トラックに文書を入れた段ボール箱を積み込んでいく職員ら
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