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両丹日日新聞2014年6月28日のニュース

講師に明智家子孫も 丹波の森公苑で光秀講座

 明智光秀と丹波を多角的に説く講座が、丹波市で開かれる。光秀の末裔(まつえい)や、NHK大河ドラマで時代考証を何度も務めている学者らが講師を務めるとあって話題となっている。

 丹波市柏原町柏原、公益財団法人丹波の森公苑が8月30日から5回シリーズで開く「丹波学・戦国の世と丹波II−光秀と丹波」。8月10日までを募集期間として受け付けていたが、福知山などから大勢の申し込みがあり、すでに先着150人を超える人気に。急ぎ定員を増やしたが、それも残りわずかとなっている。

 講座第3回では、明智残党狩りの手を逃れた光秀の子・於寉丸(おづるまる)の子孫で、日本歴史学会、土岐会会員の明智憲三郎さんが「明智系図の分析」をテーマに話す。慶応大大学院から大手電機メーカーに就職し、情報システム分野で活躍した経験をいかし「歴史捜査」を展開。「本能寺の変 431年目の真実」などを出版している。

 第4回には、大河「秀吉」「江」「黒田官兵衛」などで時代考証を務め、戦国物のベストセラーも多い静岡大学名誉教授の小和田哲男さんが「戦乱を生きぬいた女性たち」の題で話す。

 このほかの講師は関西大非常勤講師で中世の流通や交通などを研究している大村拓生さんが「南北朝内乱期の丹波−荻野氏を中心に」▽丹波地域の戦国史と城、城下町を研究している大山崎町歴史資料館館長の福島克彦さんが「国衆からみた明智光秀の丹波攻略」▽「黒田官兵衛・作られた軍師像」「大坂落城・戦国終焉の舞台」などを出版している歴史学者の渡邊大門さんが「戦国終焉の舞台」を題に、それぞれ講演する。

 日程は初回が8月30日で、以降9月20日、10月25日、11月29日、12月13日の毎回土曜日、午後1時30分から3時までのスケジュール。受講料5千円。申し込み方法など、問い合わせは電話0795(72)5170、丹波の森公苑。

    

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