日本交通は7月19日から、運行している高速バス「福知山−大阪（なんばＯＣＡＴ）線」を大幅増便し、全便を大阪伊丹空港に停車させる。現在の一日4便（2往復）が12便（6往復）となり、一部で時間変更もし、利便性を向上させる。

　同線は日本交通が12年12月に運行を始め、福知山駅前、福知山インター、大阪伊丹空港（一部を除く）、なんばＯＣＡＴに停車する。

　改正後は、福知山、なんばＯＣＡＴとも始発を早くし、最終を遅らせた。これにより大阪での滞在時間が最大11時間と2時間増え、ゆっくり過ごせるようになる。

　福知山駅前の始発が午前6時50分と現在より1時間余り早くなり、伊丹空港着が8時15分、なんばＯＣＡＴの到着は8時37分。夜も遅くまで増やし、午後7時に福知山駅前発、午後8時47分になんばＯＣＡＴに着く。これ以外の福知山駅前発の時刻は、午前8時、正午、午後1時50分、午後3時50分。

　なんばＯＣＡＴからは、始発が午前8時50分で福知山駅前へは午前10時37分着。最終は午後7時50分発で、福知山へは午後9時37分に着く。これ以外の出発時刻は、午前10時50分、午後0時50分、午後3時50分、午後6時50分。

　また、座席はすべて独立した3列シートの28人乗りとし、ゆったり乗れるという。

　料金は現在と変わらず福知山−なんばＯＣＡＴ間が1850円。伊丹空港までは1650円。福知山インターからはそれぞれ100円安くなる。所要時間は通常で1時間47分。

　同社が運行する福知山−神戸（三宮バスターミナル）線は12便（6往復）で変更ない。大阪行きはこれと同じ本数になる。

　予約・問い合わせは、販売・案内業務を受け持つ京都交通予約センター、電話0773（76）8800へ。