福知山市新庄、JA京都にのくに福知山支店で21日、さなぶり祭が催された。京のブランド産品「万願寺甘とう(万願寺とうがらし)」のすくい取りなどがあり、にぎわった。
万願寺甘とうは舞鶴市が発祥で、福知山市内でも栽培されており、現在158人が総面積5・4ヘクタールで作っている。
さなぶり祭では、JA京都にのくに福知山万願寺甘とう部会の会員らが料理やゲームなどを通じて、おいしさをアピールした。会場の一角にコーナーを設置し、万願寺甘とう20キロを用意。炭火を使って焼いたり、塩コンブと一緒に炒めたりして来場者に振る舞った。食べやすく切った万願寺やソーセージ、万願寺入りのみそなどをのせたミニピザも作った。
ピザを試食した大江町波美の新井美津代さん(70)は「食感が良く、みそもおいしい。ぜひ家でも作ってみたい」と話していた。
水を張った水槽の中に万願寺を浮かべ、小さな手網ですくった分をもらえるゲームもあり、来場者が次つぎに挑戦した。
写真=万願寺甘とうのすくい取りに挑戦する人たち(21日午前9時25分ごろ)
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