福知山の良いところをカメラでとらえて古里を見つめ直す「写真で魅せる地域再発見の会」(吉田博代表)は19日から、福知山市西本町のギャラリー喫茶ぽえむ2で、写真展を開いている。会員たちが「これぞ」と思う風景やものをとらえた作品が並んでいる。24日まで。
会は12年に結成され、月1回程度撮影に出掛けている。今回は会員10人が昨年4月から11月まで、夜久野町や観音寺、大呂などに出向いて撮影した23点を展示している。
夜久野町のシダレザクラを撮影した写真は夕刻の濃い青色の空をバックに、ライトアップされた花を際立たさせている。
高野山真言宗・観音寺の観音菩薩の写真は、真っ暗な空間の奥に観音菩薩像、手前にろうそくの炎をとらえ、神秘的な感じの作品に仕上げている。
このほか、龍の天井画がある天寧寺・薬師堂の上空に現れた龍の形をした雲を写した写真も。どの作品も光と色を重視。感性を生かし、「魅せる」撮影に力を入れている。
吉田代表(63)は「会員の技術は上がっていて、見たままを撮るのではなく、感じたもの、感動するものを撮影している。ぜひ多くの人たちに見てほしい」と話している。
開催時間は午前8時30分から午後5時まで。
写真=どの作品も光と色を重視している(19日午前9時ごろ)
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