刀の鞘(さや)や兜(かぶと)、陣笠など、漆が使われた武具を集めた企画展「サムライの装い」展が、福知山市夜久野町夜久野高原、道の駅農匠の郷内、市やくの木と漆の館で開かれている。実用性を求めながらも、武士たちの独自の美意識を反映させていった品々が並び、高橋治子館長は「美術面だけでなく、歴史好きの人にも興味を持ってもらえる内容です」と話している。
展示しているのは但馬史研究会の吉盛智輝さん(朝来市)の所蔵品。但馬ゆかりの大名10家、分家を含む旗本37家を収録した「但馬の殿様」の著者で、これまでに集め、自身で修理した刀剣、印籠(いんろう)などの中から約40点を並べた。
7月13日まで。見学は無料。水曜休館。
写真=武士の美意識が反映された兜や刀などが並ぶ
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