来年度から、京都府北部初の府立中学校を併設し、中高一貫教育校とする福知山市土師の府立福知山高校は15日、同校で第1回説明会を開いた。府北部を中心に府内から小学生や保護者ら574人が参加し、関心の高さを見せた。
府内の公立の中高一貫教育校は、府立洛北高、園部高と京都市立西京高がある。
3回に分けて開いた説明会で、坂根文伸校長は中高一貫教育校について「地域、世界で活躍する高い知性と豊かな人間性をもったリーダーを育成するのが使命」「教育目標は個を生かし、公に生きる。グローカル(グローバルとローカル)に活躍すること」と強調した。
藤田浩副校長は中学校について、予定では定員は40人▽通学区域は京都市を除く府内全域▽合格者は小学4年生以降の成績などをまとめた報告書、面接、適性をみる検査(国語など)の結果を総合的に判断して決定▽高校進学時は文理科学科へ無試験で進学−といったことや、特色的な学習内容について説明した。
参加者は熱心に耳を傾け、一貫校の中学から高校進学の際、福高のほかの学科へ行くことができるのかとか、ほかの中学校卒業後に福高の文理科学科へ入れるのかなど、さまざまな質問をしていた。
写真=選考基準などを熱心に聴く参加者
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