隣り合う2自治会が合併して4月に発足した、福知山市大江町の公庄自治会(福山正章自治会長)の住民が8日、「さなぶりフェスティバル」として北近畿タンゴ鉄道(KTR)を利用した小旅行をした。合併後初のイベントで住民は交流を深め、心ゆくまで旅を楽しんだ。
公庄下、公庄上両自治会は人口減少などの理由から、数年前から合併話が持ち上がり、昨年4月1日に合併実行委員会を結成。規約などについて話し合ってきた。両自治会で組数を4組減らし、11組の231人でスタートした。
さなぶりフェスはこれまでから、両自治会が合同で実施。田植えが終わったこの時期にグラウンドゴルフや余興などを毎年開催していた。
合併後初めてのフェスには0歳から80歳代まで70人が参加。タンゴエクスプローラーで通常ダイヤの合間を走る貸切列車を仕立て、地元の公庄駅からいったん丹後由良駅を目指し、記念撮影をした。
このあと天橋立駅へ向かい、車中ではビールやジュースを飲んだり、くじ引きをしたりと大盛り上がり。会話も弾み、世代間交流も楽しんだ。
福山自治会長は「これまでから交流はあったが、合併を機会に今まで以上に密接に親睦を深めていきたい」と話していた。
写真=幅広い年齢層の住民が参加した
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