福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社の池で、モリアオガエルの卵塊がたくさん木の枝にぶら下がっている。卵塊は毎年見られるが、今年は特に数が多く、大きな白い実がたわわに付いたようにも見え、神社関係者も驚いている。

　卵塊は、神社奥の山すそにあるヒョウタン型の池で見られる。5月中ごろから作り始めたとみられ、同20日には150〜200個確認できた。

　現在約250個あると思われ、すでに一部の卵塊からオタマジャクシがかえっている。

　毎年できる卵塊は150個程度。祢宜の佐藤仁さん（79）は「梅雨に入ってもそんなに雨が降っていませんが、カエルの鳴き声はよく聞きます。なぜ今年は卵塊が多いのか不思議ですね」と話している。


写真＝枝に鈴なりにできているモリアオガエルの卵塊