美しい鳴き砂の浜を守ろうと、拾ったゴミを入場チケットにする「はだしのコンサート」が、6月1日に京丹後市網野町琴引浜で開かれる。今年で21回目。京都府の主催で始まり、丹後観光キャンペーン推進協議会などが引き継ぎ、ここ13年は地元の人たちを中心にした実行委員会が主催して開催。関連イベントも多い。

　コンサートは午後2時30分から。女性デュオのペペ、秋人さん、ナホトカ号重油流出事故のボランティアをきっかけに生まれた和太鼓グループ、地元のハワイアンフラ・グループなどが出演する。

　午前10時からはフリーマーケットとフードブースが始まり、午後1時30分からはビーチクリーンアップもある。問い合わせは琴引浜鳴き砂文化館、電話0772（72）5511。

■ビーチ・ヨガやノルディックウオークも計画■

　京丹後市観光協会による関連イベントもあり、午前7時30分から8時30分までは「海、風、大地と一体になろう」と、ビーチ・ヨガが計画されている。浜にビーチタオル、またはヨガマットを敷き、インストラクターの指導を受けながらヨガでリフレッシュする。1千円。

　引き続き8時45分からは、「旅する蝶」と呼ばれるアサギマダラの観察会が始まる。山陰海岸ジオパーク公認ガイドの案内で、南の島から飛来したアサギマダラを観察しながら浜を散策。捕獲した成虫に捕獲場所・日時をマーキングして、みんなで手分けして放蝶する。無料。

　共に前日まで観光協会、電話0772（62）6300で受け付けている。

　続いて10時30分からは、第1回京丹後ビーチノルディック大会がスタート。ストックを手に歩くノルディックウオークで、鳴き砂の浜を40分から60分ほど歩く。公認指導員らが指導する。昼食付きの参加者は締め切っているが、歩くだけの参加希望者については、観光協会で相談を受けている。


写真＝昨年も出演して盛り上げたペペ（Ｐａｉｘ2）、秋人さんら