厚生労働省が承認していないアートメーク用の針を、販売目的で所持していたとして、府警本部と福知山署などの合同捜査班は28日、福知山市内の医療機器販売会社の男性経営者(70)を、薬事法違反容疑で書類送検した。
同署によると、この経営者は眉などに色素を注入する針(長さ約10センチ)計50本を、市内の事務所に所持していた疑い。合同捜査班による家宅捜索で、15日に押収された。
経営者は、無資格でアートメークの施術を行っていることを知りながら、市内の美容室関係者らに、10年ほど前から販売。「次に注文があれば売ろうと思い、針を所持していた」と容疑を認めているという。
写真=15日に合同捜査班が家宅捜索をして針などを押収した
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