福知山市北本町一区の昭和小学校(加藤由美校長)は今年度、創立80周年を迎えた。これを記念し、さまざまな事業をする予定にしており、その第一弾として27日、全校児童で運動場に人文字を作り、航空写真を撮影した。
同校は、1934年(昭和9年)に昭和尋常小学校として開校。49年には、現在の市立昭和小学校として生まれ変わり、これまでに7千人を超える児童を送り出してきた。
人文字は、60周年、70周年のときにも撮影しているといい、今回は児童たちが運動場に引かれた白線に沿って並び、黄色と緑の画用紙で、4つのひし形の中央に「昭」の文字があしらわれた校章の形を作った。
日差しが強く、汗をかきながらの撮影となったが、息を合わせて一斉に画用紙を頭上に掲げると、縦、横それぞれ約30メートルの大きな校章が、運動場に浮かび上がった。このあと校庭で集合写真も撮影した。
人文字と集合写真を表裏にプリントした下敷きを、約1300枚作り、9月6日に市厚生会館で開く記念式典で、児童らに記念品として配ることにしている。
加藤校長は「地元の人たちが、学校行事など積極的に協力してくださっており、地域で子どもたちを育ててもらっているという気持ちが強く、とても感謝しています。式典は、同窓会や地域の人たちにも広く呼びかけて、みなさんと一緒に節目を祝いたい」と話していた。
写真=人文字で大きな校章を作った
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