日本のため池100選に入っている福知山市野笹、畑田池のスイレンが開花し始めた。水面に浮かぶ色鮮やかな花が初夏の雰囲気をかもしだしている。
畑田池は、もともとかんがい用のため池で、地元の人が数株植えたのが始まり。年々株が増え、最盛期には葉が池の半分を覆うほど茂り、5月ごろから花が開く。今年は26日に開花し始めた。例年と比べ2週間ほど遅いという。
地元のボランティアグループで、スイレンの管理をする「あしたばクラブ」の藤田和照会長(74)によると、開花が遅れていたのは5月に入って朝晩の気温が低かったためで、最近は日中の気温がぐんと上がったことから、一気に開花したという。
現在赤色や薄いピンク色のほか、黄色の花も咲いている。藤田さんは「9月上旬まで花は見られますが、梅雨明けのころが一番の見ごろでしょう」と話している。
写真=水面に美しい姿を見せるスイレンの花(5月27日撮影)
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