アフリカの南スーダン共和国で約半年間のPKO(国連平和維持活動)に参加した陸上自衛隊福知山駐屯地の隊員14人が25日、帰隊した。約400人の派遣施設隊第5次要員のうち、先に帰国した73人の一部。現地隊長を務める福知山駐屯地の井川賢一司令ら主力約215人は、6月20日に帰国する予定。
福知山駐屯地で、留守を預かった隊員、派遣隊員の家族らが出迎えた。
14人を代表して井上裕策3佐が「みなさんの支援を受けて任務を完遂できた」と帰還報告をし、駐屯地司令代理の鹿島真・第7普通科連隊副連隊長が労をねぎらって出迎えの言葉をかけた。帰還報告を終えた派遣隊員たちは、笑顔で仲間や家族のもとに戻った。
部隊は首都ジュバと周辺で道路や施設の整備をした。事実上の内戦状況が続いていることによる避難民支援などにも取り組んだ。
写真=隊員や家族の出迎えを受けた派遣隊員ら
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