韓国のソフトテニス全土大会「第92回東亜日報旗大会」で、福知山市の社会人女子ソフトテニスチームのワタキューセイモアが準優勝、福知山成美高校女子ソフトテニス部が3位入賞する成果を上げた。それぞれ過去最高成績。

　大会は、11日−17日に聞慶市であった。韓国内の選抜チームに招待の外国チームを加えて、ダブルス3、シングルス2の点取り方式で戦った。

　ワタキューは8チームの一般女子の部で準優勝した。大会参加は6回目で、これまでの最高は3位。今回は準決勝で優勝候補の一角、安城市役所を3勝1敗で破った。

　片山冴主将は「安城市役所に勝ったことが自信になり、幸先の良いシーズンのスタートになった。日本リーグ、実業団リーグ、国体の日本国内3大会の優勝を目標にしたい」と手ごたえをつかむ。

　成美高校は9チームの高校女子の部に出場した。初参加の昨年はなすすべなく負けたが、今年は一層気持ちを引き締めて臨み、3位まで勝ち上がった。

　3年生の濱田裕里奈主将は「韓国勢は強かったが、向かっていけたことが良かった。いい流れをつくることができた」と話していた。



■個人は阪本選手（成美1年）3位■

　個人戦では、福知山成美1年生の阪本唯選手（榛原中出身・奈良）が高校女子の部3位に入った。
　他にもシングルスとダブルスで入賞した。

　阪本選手のシングルスを除く個人成績は次の通り。一般女子はワタキュー、高校女子は福知山成美の所属。

　【一般女子】シングルス8強＝北浦有華▽ダブルス8強＝北浦有華・大成梓
　【高校女子】シングルス8強＝生駒小昌（1年、榛原中出身・奈良）▽ダブルス8強＝阪本唯・津本く美（1年、和田山中出身）


写真=一般女子の部準優勝のワタキューセイモア
写真=高校女子の部3位の福知山成美