福知山市内記三丁目の市民会館前にある池で22日、コイや金魚などを小学校などへ移す「引っ越し」作業が行われた。
市民会館は、駅前町の市民交流プラザふくちやまの完成に伴い、市立図書館中央館などがプラザに移転することから現在休館中で、全面改修が予定されている。
池は会館ができた1972年当初からあり、広さは縦約6メートル、横約20メートル。会館の改修にあわせて埋設されることになっており、池の中にいるコイや金魚、カメ約100匹の引き取りを市立学校に打診したところ、昭和、大正両小学校が名乗りをあげ、学校の池で飼うことにした。
20日に昭和小が約50匹を持ち帰り、22日には大正小が作業。桐村恵美教頭ら教諭4人が池の中に入り、残りの金魚や小型のニシキゴイ、和亀をざるや手網を使い捕まえていった。
大正小ではこのほどPTAが改修した池に、コイなどを放した。桐村教頭は「これまで学校の池には生き物がいなかった。これで、児童たちがじっくりと観察できる」と話していた。
大型のコイは市終末処理場の池に放し、外来種のカメは市動物園に持ち込んだ。
写真=こいなどを捕まえる大正小の教諭ら
[PR]
株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232
著作権
このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。