健康を心がけて毎朝ラジオ体操をしている福知山市観音寺の自治会体操グループ(代表・大槻保政自治会長、18人)が、地区内の畑でヘルシー野菜のヤーコン栽培を始めた。秋に収穫してキンピラなどに調理して食べ、もっと元気になろうと張り切っている。
観音寺では、住民の健康寿命の向上を目標に掲げて、定例ウオーキングなどを実施。早朝ラジオ体操もその一環で、2年前から続けている。
体操グループのメンバーで、ヤーコンを作って10年の会社員、大槻年一さん(63)が、4月のラジオ体操の時に、収穫したものを持ち込んだ。体に良いとの話題にメンバーが食いつき、「それならみんなで育ててみよう」と栽培することになり、10日に大槻さんの畑にメンバーや住民が集まった。作業を指導した大槻さんは「たくさんできたからラジオ体操に持って行ったけれど、喜んでもらえてよかった。みんなで一緒にできるっていうのがいいですね」と話していた。
ヤーコンはキク科の根菜。オリゴ糖を多く含んで甘みがあり、ミネラルや食物繊維も豊富。キンピラやカレーなどに調理できるほか、生でも食べることができ、葉を使ったヤーコン茶もある。
大槻自治会長は「ラジオ体操を縁にヤーコン栽培も始まりました。こういった交流がまた健康につながります」と目を細めた。
写真=みんなで協力してヤーコンの栽培を始めた
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