福知山市内で4日、虹色の光がほぼ横一直線に伸びる「環水平アーク」と呼ばれる現象が見られた。
環水平アークは、上空の大気上の氷晶で太陽光が屈折することで生じる。4日は全国の広い範囲で観測され、猪崎の三段池公園からもよく見えた。
厚中問屋町の大地貞子さん(69)は公園内のわんぱく広場で午後0時40分ごろ見つけ、デジタルカメラで撮影。途中で飛行機雲も出て、虹と一緒に撮ることができた。
大地さんは「これまで見たことがなくびっくりしました。途中で虹が切れましたが、再びつながったあと、薄れていきました」と話していた。
同日は全国で太陽の周りに光の輪ができる現象「日暈」も見られたという。
写真=三段池公園内から見られた環水平アーク(大地さん撮影)
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