福知山市三段池公園の市動物園で桃の節句の3月3日に生まれたシロテテナガザルのオスの赤ちゃんの名前が、「桃太郎(ももたろう)」に決まった。名前は公募し、京阪神を中心に720人余りが応募。子どもの日の5日に園で発表会(命名式)があり、「ももたろう」と名付けた応募者に記念品が贈られた。
桃太郎は、オスの「クリン」とメスの「福」の第2子。体重920グラム、座高25センチで、全体的に黒い毛に覆われているが、シロテテナガザルの特徴でもある手の先と目の上の部分は白い。
命名式には「ももたろう」で応募した32人のうち8人が出席。このうち名付け親大賞に選ばれた舞鶴市田園町の中田葵彩ちゃん(5)は、「うれしい。また来てみたい」とはにかんでいた。
二本松園長は「赤ちゃんは次男で3月3日生まれだから“ももじろう”が多いと思っていました。第1子は生まれて1週間で死にましたが、次男の“ももたろう”は名前の通り元気に、たくましく育ってほしい」と話していた。
人工飼育のため普段は事務所にいるが、時々外に出して来園者と写真が撮れるようにしている。
写真=桃太郎を見て喜ぶ家族
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