福知山署（竹内敏明署長）とネクスコ西日本福知山高速道路事務所（熊野賢二所長）は、大型連休を前に高速道路での交通事故などに備えた合同の訓練をこのほど行った。高速道路を受け持つ府警高速隊とネクスコでは頻繁に合同訓練をしているが、高速道以外の地域を受け持っている福知山署と行うのは初めて。

　高速道での交通規制要領、通行車両に対する誘導、合図要領などを訓練し、警察官の受傷事故や通行車の二次事故を防ぐのが目的。今回は若い署員を中心に技術を身につけ、一般道でも生かすことができればと取り組んだ。

　訓練は長田野町の高速道路事務所駐車場で行い、福知山署から１０人、高速道路事務所から６人が参加。西日本高速道路パトロール関西株式会社福知山基地の後田朝生隊長から、通行車に指示を早く知らせるための対応について説明を受けた。

　このほか、夜間の対応の仕方▽発煙筒の扱い方と注意事項▽旗振り合図▽交通規制の手順などを実際に体験し、迅速に対応できるよう備えた。


写真＝高速道の交通規制の手順を学ぶ署員