福知山市駅前町の市民交流プラザふくちやま(愛称・ききょう)がプレオープンした21日、4階に入る京都府運営の総合就業支援拠点・北京都ジョブパークも開所した。篠尾新町のビルから移転、京都ジョブパーク北部サテライトから改称し、府北部在住の若年者、中高年、女性、障害者らの就業を支援する。
北京都ジョブパークには、子育て中や母子家庭の母親の就業を支援するマザーズジョブカフェと、保育士が常駐する保育ルームを新設。若者や障害者の就労、再就職や転職、定年退職後の就職、U・Iターン就職、ハローワークコーナーなどがある。
府総合就業支援室は「就職するための力を付けるセミナーも充実させたい」と話す。
同日の式典で山田啓二・府知事は「府北部地域の雇用の量は確保できているが、多くのミスマッチが生まれている。北部は人材不足が指摘されており、幅広い人材対策を講じる必要がある。北京都ジョブパークの役割は大きい」とし、京都労働局の森川善樹局長は「この地域が抱える人口減と人材確保の課題を解決する上で、北京都ジョブパークの開所は意義深い」と、それぞれ大きな期待を寄せた。
開所時間は月曜−金曜の午前9時−午後5時。土、日、祝日と年末年始は休み。
市と共催し、自己分析などオープン記念セミナーを30日まで開催している。日時、内容などの問い合わせ、申し込みは電話(22)3815の同ジョブパークへ。
■昨年度の就職内定者1298人■
改称前の京都ジョブパーク北部サテライトの13年度実績は新規登録者数1915人、延べ相談数1万2378件、就職内定者数は1298人で、このうち正規雇用は448人だった。
写真=開所した北京都ジョブパーク
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