福知山市猪崎の市動物園(二本松俊邦園長)は10日から、オナガザル科・ブラッザグエノンの赤ちゃんを一般公開した。昨年12月に老衰のために死んだ父親・福太郎の忘れ形見。ブラッザグエノンは母親・京子とその子どもたちの合計5匹いる。
ブラッザグエノンは成長すると、テレビでかつて放映されていた時代劇の主人公「水戸黄門」のような白いひげになるのが特徴。アフリカ中央部の森林や湿地帯などに分布し、果実、葉、昆虫などを食べる。
京子にとって第8子となる赤ちゃんは今月4日に生まれたばかりで、体長約20センチ、体重約300グラムで、長い尾を持ち、金色の体毛が生えている。性別は分かっていない。
おりの中では3匹の子どもたちが激しく動き回る中、赤ちゃんは母親にしっかりと抱かれている。
動物園=電話0773(23)4497=は有料。毎週水曜日休園。
写真=母親の京子に抱かれる赤ちゃん(提供写真)
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