ここ数日とは違い、やや冷え込んだ1日朝、引き締まった顔が職場にそろった。市役所や民間企業など各事業所では辞令交付があり、学校の先生たちの異動も発令された。消費税率が5%から8%に引き上げられ、商店やガソリンスタンドなどには、前日よりちょっと高い値段を示した看板も。市民に少しの戸惑いを抱かせながら2014年度がスタートした。
消費税率の改定で、福知山市内の公共施設でも増税分の値上げがあり、増税前の料金が書かれていた看板を新しいものに変えている。
内記一丁目の福知山城には、城に続く坂道の登り口に入館料を書いた看板があり、31日に新料金を印字した板を張り付けた。
城の入館料は高校生以上の大人が310円から320円、子どもは100円のまま据え置く。市佐藤太清記念美術館との共通券は大人460円が470円、子どもは180円が190円になる。
また、城や美術館では来館者に配布するパンフレットの入館料が記載してある部分に、増税後の料金を記したシールを貼る作業を続けている。
丹波生活衣館(入館無料)を含む3館の足立恵次郎館長は「料金が変わるので、釣り銭を間違えないように注意したい」と話していた。
写真=新料金を書いた板を張り付けた福知山城の看板
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