福知山市大江町二俣、北近畿タンゴ鉄道(KTR)宮福線・二俣駅の変電施設壁面に刻まれている地域の伝統祭事「八朔祭り」のレリーフに彩色が施された。駅周辺の活性化とKTRの利用促進が目的で、そばには祭りを紹介するパネルも付けられている。
福知山市などが加盟する北近畿タンゴ鉄道利用促進協議会(会長・井上正嗣宮津市長)が府の地域力再生プロジェクト支援事業交付金を受けて取り組んだ。
レリーフは駅ができた当初、KTRと当時の大江町が話し合い、祭りでの「大鳥毛振り」の様子をレリーフで描いた。
油性ペンキで彩色。大鳥毛を振る奴は藍色に、大鳥毛の部分は、祭りで実際使っているのと同じ白色にした。作業依頼を受けた看板製作会社経営、河田亨さん(53)は、レリーフを描く際の作業も担当したという。「これで近くの府道からもよく分かり、多くの人たちにも見てもらえる」と話していた。
パネルでは、大鳥毛が白色で全国的にも珍しいことや祭りの歴史などが写真とともに紹介されている。
写真=奴は藍色に塗られ、遠くからでもよく見えるようになった
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