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両丹日日新聞2014年3月27日のニュース

高校野球:福知山成美完勝 準々決勝へ

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 第86回選抜高校野球大会・第6日(阪神甲子園球場)

神村学園
 000 000 000=0
 031 021 41×=12
福知山成美

 福知山成美の打線が奮起。上位、下位ともむらなくよく打ち、12点を奪って大勝した。当たっている西田が満塁の走者一掃の先制二塁打を放つなど5打点。佐野、前田、西元のクリーンナップも安打を連ねた。藤田は1回戦同様に先制の口火を切る安打と4点目の打点を挙げる活躍を見せた。
 先発石原は直球と多彩な変化球のコンビネーションよく、神村打線を5安打完封した。
 成美はセンバツでは初の8強入りで、準々決勝は履正社―駒大苫小牧の勝者と対戦する。

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1回表 成美先発は石原。1番仲山を三振。2番都甲は中前打。3番小島中飛。4番山本は三振に打ち取る。石原は緩急を使い無難な立ち上がり。
1回裏 1番西田右飛。2番木村典は大きな飛球もライトがフェンス手前で捕球。3番佐野は直球をとらえ中前打。4番前田はいい当たりがレフト正面で3アウト。
2回表 5番東チェンジアップで三振。6番木戸は詰まった遊飛。7番豊田の打球はセンター前テキサス安打で二塁へ。8番河野を遊飛に打ち取る。石原はチェンジアップを有効に使って好投。
2回裏 成美3点先制! 5番西元三振のあと6番藤田は見事に右方向に打ち返し右前打。7番大村、8番木村宗も連続して右前打で1死満塁。9番石原は三振。ここで1番西田が走者一掃の中越二塁打を放つ。木村典は捕邪飛。
3回表 1死後、1番仲山に二塁打を許すも2番、3番を打ち取る。
3回裏 四球で出塁した3番佐野を2死後に6番藤田が右中間二塁打でかえして4点目。大村は遊飛。
4回表 4番を中飛に打ち取り、5番には四球。2死後、右前打と四球で満塁のピンチを迎えたが、9番野崎を二飛に打ち取る。
4回裏 8番木村宗、9番石原が倒れたが、2死後西田、木村典が連続四球。3番佐野の内野安打で二塁をオーバーランした木村がタッチアウト。
5回表 先頭仲山のレフトへの大きな当たりを藤田が好捕。2番、3番も打ち取る。
5回裏 4番前田が右中間を破り、三塁へ。西元が中前に弾き返して5点目。藤田がきっちり送り、大村は二塁内野安打で続き、8番木村宗が中前適時打で6点目。なおも石原が送り、2死二、三塁としたが西田は右飛。
6回表 4番三振、5番遊ゴロ、6番遊飛。
6回裏 この回から神村の投手は左腕植新。木村典が死球、佐野が左前打で続き、前田三ゴロのあと、西元が適時右前打で7点目。なお、1死一、三塁だったが藤田は遊ゴロ併殺に倒れる。
7回表 7番豊田にヒットを許すも次打者を併殺。9番は三振。
7回裏 7番大村の代打宮崎が右前打で木村宗は四球。1死後、またも1番西田が右中間に三塁打を放ち2者を迎え9点目。2死後佐野の右前打で10点目。前田が安打で続き、西元の三ゴロが失策を誘い11点目
8回表 1番打者からの攻撃も三ゴロ、遊飛、中飛で三者凡退。石原のストレートに神村打線は押されている。
8回裏 木村宗が右中間三塁打。石原、西田と倒れたが、木村典の遊ゴロが失策を招き12点目
9回表 4番山本に四球を与えるも5、6番を三振。最後の打者を三邪飛に打ち取り試合終了。

写真=神村学園を完封した石原

    

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