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両丹日日新聞2014年3月26日のニュース

収獲の日を楽しみに 夜久野でシイタケの菌打ち体験会

0326siitake.jpg 木に菌を打ち込みシイタケのほだ木を作る講習会が、福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷内にある「やくの高原市」で開かれた。23日の午前と午後に合計16組が参加し、打ち込んだほだ木は各自自宅へ持ち帰った。

 シイタケ栽培の楽しさを知ってもらおうと、高原市が長年行っている。今回は同町額田でシイタケ栽培をし高原市にも出荷している衣川清美さん(73)が講師を務めた。衣川さんは、財団法人日本きのこセンターから栽培指導の仕方も学んでいる。

 初めにシイタケ栽培や菌の打ち方などの説明があり、参加者は「ほだ木を立てる向きはあるのか」「下が土についてもいいのか」など熱心に質問していた。

 このあと作業に取り掛かり、長さ1メートル、直径約10センチのコナラに電動ドリルで1本あたり30個の穴を開け、おがくずと一緒に固めた菌(形成菌)を埋め込んでいった。

 この菌は早くあがるようにされたもので、早ければ半年後、通常でも1年後には初収獲ができるという。

 原木はそろった太さのものが必要なことから、以前は福島県から取り寄せていたが、震災後は入手が困難になり、今回は兵庫県宍粟市から取り寄せた。

 この日は春を思わせる暖かい日となり、参加者は日差しを受けながら作業を楽しんでいた。


写真=原木にドリルで穴を開ける参加者

    

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