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両丹日日新聞2014年3月22日のニュース

高校野球:アルプスに大応援団 成美ブルーのメガホン揺れる

0322oen.jpg 選抜高校野球第1日第2試合、福知山成美−山梨学院大付属戦。一塁側成美アルプススタンドは、選手たちの活躍とともに沸いた。

 OB・OGも加わった吹奏楽部のブラスバンドに、野球部控え部員とチアリーダーの元気なダンスが加わり、安打や得点の時には成美ブルーのメガホンが揺れた。

 クラブ活動の練習試合などと日程が重なり、この日の生徒は150人ほどと、いつもよりは少なめ。それでも多くの市民、各選手の出身地からも駆けつけて、アルプススタンドはほぼ満席になった。

 三和町芦渕の藤田選手のために、地元で野球をする小中学生45人を含む150人の大応援団が三和町から駆けつけて声援を送った。先制点の口火を切り、貴重な追加点の打点も挙げた藤田選手の父・智さん(39)は「たくさんの応援がありがたい。最近は不調が続いていたけれど、『チームのためになりたい』とずっと言っていた。その気持ちが安打後の好走塁にもつながったのかなあ。たくましくなった」と喜んだ。

 完投した石原投手の父・慎二さん(50)は阪神タイガースの元トレーナーで、甲子園はなじみ深い場所。母の未佐子さん(43)は「どんな気持ちで投げているんだろうと考えちゃいますが、自分に負けない投球をしてくれるはず」と息子の力投を見守った。

 昨夏の甲子園で成美主将を務めた太田幸樹さんは「後輩たちの活躍はすごくうれしい」と目を細めていた。

 松山正治市長は「頑張ってくれていることが何より。次戦は公務なので応援に来られないが、ぜひ勝ってほしい。29日にもう一度甲子園に来たい」と話していた。


写真=満席のスタンドが一つになって応援した

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