第86回選抜高校野球大会に出場する福知山成美高校野球部の壮行会が19日、福知山市水内の福知山成美高校で開かれ、生徒、職員ら約650人が甲子園での活躍を願い、エールを送った。
花火大会事故、台風被災と、昨年8、9月に福知山で続いた悲しい出来事の後のセンバツ決定を喜び、励ましてくれる市民たちがいることに感謝して、足立透校長が「ユニホームに『福知山』の文字を入れて大舞台に立つ。全力プレーを」とあいさつ。松山正治市長からも「一試合でも多くはつらつプレーで勝って、福知山は頑張ってるぞと全国に発信してほしい」とメッセージが寄せられた。
選手を代表して西田友紀主将が「みなさんの応援を力に変えてプレーしたい」と決意表明し、井本自宣部長が「昨夏の甲子園に大きな忘れ物をしてきた。今度はみんなで校歌を歌いましょう」と勝利を誓った。
最後に田所孝二監督が「センバツは野球部というより学校に与えられたものだと思う。みんなも何かを感じてほしい。僕たちも頑張りますので応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
5年ぶり2回目の春、昨夏からは連続の甲子園。初戦は開幕日の21日第2試合(午後1時開始予定)で山梨学院大付属と戦う。
写真=大きな拍手で見送られる成美ナイン(19日午前10時45分)
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