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両丹日日新聞2014年3月18日のニュース

三岳地区、福知山市教委に小学校の統合要望書を提出

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 福知山市三岳地区の「学校統合準備協議会」(久世義明会長)は17日、三岳小学校を上川口小学校に統合することを求め、松山正治市長と荒木徳尚教育長に要望書を提出した。来年4月の統合やスクールバスの運行などを望んでいる。市教委は今後、上川口小がある地域に説明する。

 三岳地区の児童数が年々減少することを受けて、2年ほど前から保護者や地域で話し合い、「多くの子どもたちのなかで学ばせたい」と判断し、「早い時期に統合するべき」と決断した。
 
 市役所には久世会長、牧正之副会長、門田眞・三岳地区連合自治会長、山岡文月・三岳小PTA会長が訪れた。久世会長は「三岳地域のみなさんにたいへん重要な決断をして頂いた」と、松山市長、荒木教育長にそれぞれ要望書を提出した。統合のほか、「閉校後の跡地は地元自治会と十分に協議し利活用する」ことも求めている。
 
 松山市長は「子どもに迷惑をかけないよう要望通り頑張りたい」、荒木教育長は「子どもの側に立って考えて頂き、感謝申し上げます。学校が消えていく地元の思いはよく分かります。要望に沿える形で努力したい」と話していた。
 
 市教委によると、三岳小の児童数は22人で19年度には18人、上川口小は80人で19年度には68人と見込んでいる。
 
 両校は約6キロ離れているが、同じ川口中学校区であり、合同で行事をするなどこれまでから交流がある。
 
 
写真=荒木教育長に要望書を渡す久世会長

    

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