京都府立高校の中期選抜の合格発表が17日、各学校で一斉に行われた。福知山市内では、工業と福知山、大江の3校であり、合わせて289人が受かった。
石原の工業高校(田中邦明校長)では、朝早くから受験生たちが駆けつけ、中学校の先生や保護者、友人らとともに、午前9時の発表の時間を待った。
玄関付近に掲示板が掲げられると、期待と不安が入り交じった表情で駆け寄り、自分の番号を確認。合格した生徒は笑顔に変わり、「よっしゃー」とガッツポーズをしたり、友だちや先生らと抱き合ったりして、喜びを表していた。
市内3校の中期選抜での合格者数は、次の通り。
【工業】機械プランニング18人▽生産システム18人▽電気エネルギー18人▽電子コミュニケーション18人▽情報システム18人
【福知山】普通158人▽三和分校農業・家政7人(農業4人、家政3人)
【大江】普通・総合選択制24人▽ビジネス科学10人
■後期選抜行わず■
土師の福知山高校(坂根文伸校長)では、普通科で定員200人に対し、前期選抜を含めた合格者数が178人となり、定員割れした。中期の募集人員180人に対し、志願者は158人だったため。後期選抜は行わない。
府教委の高校教育課によると、「1997年までさかのぼっても、06年の普通科II類人文系で2人の欠員が出た以外は、同校で定員割れしたことはない」という。
写真=合格を喜んでバンザイする生徒たち(17日午前9時すぎ、工業高で)
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