第86回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が14日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、福知山成美の初戦は大会初日の第2試合(21日午後1時開始予定)に決まった。昨秋、関東大会4強の山梨学院大学付属と対戦する。
抽選会は午前9時からあり、出場32校の部長、監督、主将が出席。成美は西田友紀主将が3番の札を引いた。
成美が初戦に勝てば、2回戦は第6日の第2試合(26日午前11時30分開始予定)で、神村学園(鹿児島)−岩国(山口)の勝者と対戦する。
西田主将は「試合が決まりモチベーションが上がってきた。昨夏の甲子園は悔しい思いをしたので、リベンジして一戦でも多く勝ちたい」と話していた。
■成美ナインが市長を表敬訪問■
これに先立ち福知山成美高校野球部は13日、福知山市役所で松山正治市長に春のセンバツ出場を報告した。
足立透校長、田所孝二監督、井本自宣部長、ベンチ入りの選手18人が来庁した。
花火大会事故、台風被災と、昨年に福知山で続いた悲しみを振り返り、足立校長が「福知山市にとって明るいニュースになるよう、選手たちは頑張ってくれると思う。学校も全力で支援したい」と約束。田所孝二監督も「高校野球が、まちに対して何ができるのかが問われていると思う。『頑張ろう福知山』で行きたい」と力を込めた。
松山市長は、ユニホームに入れる地名の文字を「京都」から「福知山」に変えたことに感謝。「甲子園での活躍を市民のみなさんが期待しています」と話し、選手一人ずつに記念品のTシャツを手渡し握手を交わした。
写真=松山市長から激励を受ける福知山成美ナイン
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