戦国時代の武将、明智光秀の娘・細川ガラシャ(玉)を主人公にしたNHK大河ドラマの放送実現に向けて取り組む長岡京市観光協会(池田崇会長)の一行が5日、福知山市を訪れ、福知山観光協会(福島慶太会長)の会員たちと交流した。福知山市も光秀を主人公にしたドラマの実現に向け活動しており、両協会は今後も協力して取り組みを進めていくことを確認した。
ドラマ誘致に向けては15府県市町で「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」をつくっており、福知山、長岡京両市も加盟している。
長岡京市観光協会はこれまで協議会に加盟の亀岡市、宮津市(天橋立)の観光協会を訪ねて交流会を開催。今回の福知山市へは30人が訪れた。
交流会は市民会館で開かれ、最初に福島会長が「光秀、ガラシャどちらが主人公になるにしても、しっかりと手を結びながら誘致に取り組んでいきたい」とあいさつ。池田会長も「誘致に対する熱意を持ち帰りたい」と述べた。
意見交換では、福知山観光協会は明智光秀のキャラクター「光秀くん」がシールやミニハンカチ、ストラップにデザインされていることを説明。長岡京市観光協会もガラシャのキャラクター「お玉ちゃん」がデザインされたクリアファイルや缶バッジなどを使ってPRしていることを紹介した。
また誘致に向けての署名活動に対する質問もあり、福島会長は「光秀に滅ぼされた人の子孫からクレームがあるかとも思ったが1件もなく、多くの人たちに署名してもらえた」と答え、「今後とも長岡京市などと誘致活動を進めたい」と述べた。
このあと、一行は光秀が築城したとされる福知山城や光秀を祭る御霊神社を見て回った。
写真=誘致活動などについて活発な意見が出た交流会
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