福知山商工会議所は26日、毎年4月に開いている「福知山お城まつり」を、今年は中止すると発表した。多くの被害者が出た昨夏の福知山花火大会屋台爆発炎上事故を受け、被害者の心情をくんで決めたとしている。
福知山市を代表するイベントのお城まつりは、福知山城が再建されたのを機に、「鬼まつり」の名を改めて1987年4月に始めた。中止は、東日本大震災のあった11年に続いて2度目となる。
商議所や市などで実行委員会を組織して開いており、商議所が主管している。
商議所の梶村誠悟常務は「イベント開催時に主催者が何をどこまでなすべきか、基準が明確でないので、商議所が関係する今後の行事について、関係団体と協議しながら開催可否を決めていきたい」と話していた。
写真=毎年多くの団体で盛り上げていた「福知山お城まつり」
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