福知山市は、たばこのポイ捨てが増えている福知山駅の南北にある駅前広場に1カ所ずつ灰皿を設置し、27日から利用できるようにした。1カ月間、アンケートを実施し、灰皿の必要性などを調べる社会実験もする。
昨年8月から福知山駅構内が全面禁煙となったが、市によると、駅周辺でのポイ捨てが目立つようになったという。今月21日に職員が調べた際、駅の南北広場で吸い殻が121本あった。
そこで、喫煙マナーの啓発・向上、ポイ捨てや歩行喫煙を防ぐため、日本たばこ産業(JT)京都支店の協力を受けて灰皿を置くことに決めた。併せて、駅利用者や喫煙者らを対象にアンケート調査を実施し、ポイ捨てが減るかどうかや灰皿が必要かなどを分析する。
3月26日までの1カ月間、市職員が数回、アンケートを取ったり、ポイ捨てたばこの数を調べたりする。
写真=駅前に設置した灰皿
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