任期満了に伴う府知事選の告示(3月20日)まで1カ月を切った。21日までに、4選を目指す現職の山田啓二氏(59)と小児科医で京都民主医療機関連合会長の尾崎望氏(59)が出馬表明しており、事実上、2人の一騎打ちとなる公算が大きい。
山田氏は兵庫県出身で、東京大学法学部を卒業し、旧自治省入り。副知事などを経て、02年に初当選し、現在3期目。11年からは全国知事会長を務めている。選挙母体は「活力ある京都をつくる会」になる。京都市左京区在住。
尾崎氏は兵庫県出身で、京都大学医学部卒業。昨年12月まで京都市右京区の「かどの三条こども診療所」の所長を務めた。07年から京都民主医療機関連合会長。選挙母体は「府政転換 世直し京都府民ネットワーク」。京都市右京区在住。
府知事選の選挙期間は17日間。4月6日が投開票となる。
■府選管説明会に4陣営■
京都府知事選に向け、府選挙管理委員会は21日、立候補予定者説明会を京都市上京区のホテルで開いた。
立候補を表明している山田氏と尾崎氏の代理人のほか、西京区の男性も出席。さらに別の男性1人が開会前に駆けつけ、配布書類を持ち帰った。
説明会では、高屋直志・府選管委員長が「公正、公平な選挙活動を」とあいさつ。このあと府選管職員らが、届け出の手続きや選挙運動用自動車の交通規制などについて説明した。
また、府知事選では初めてとなるインターネットを使った選挙活動についての話などもあり、約2時間30分に及んだ。
写真=高屋委員長のあいさつに耳を傾ける出席者たち
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